我らがカピタンよ、永遠に

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アシエル・イジャラメンディは今季限りでクラブを離れることを決断した。11歳でスビエタにやってきた金髪の少年の成長を皆が見守ってきた。一歩ずつ着実にその階段を上ってきた彼の人間性はピッチ内外で常に周囲の人を魅了してきた。この10年間に彼がクラブで残した功績は計り知れず、公式戦251試合出場のそれぞれ瞬間が特別なものだった。特にセビージャの夜にトロフィーを掲げたあの瞬間は生涯語り継がれるだろう。負傷により決勝の舞台に立つことはできなかったが、そのことすら彼を特別な存在にした。決勝前夜に流した涙、様々な想いのこもったその感情をレアリスタ達は共有し、受け止めた。

アシエルは今、ここ10年で最高のラ・レアルともいえるチームを去る。今のチームの礎となった彼の11年に改めて感謝の意を示したい。怪我を乗り越え、高いレベルでチームを牽引してきたアシエル。彼こそがスビエタであり、彼こそが ”Made in Gipuzkoa”である。彼のクラブへの貢献は言葉で言い表すことができるものではなく、ただただ感謝の思いしかなく、我々にできることは最高のお別れをすることである。10日後のレアレ・アレナでのセビージャ戦、願わくはチャンピオンズリーグへの出場権を獲得し、最後にキャプテンの名を叫び、彼を送り出せることができたら、こんなに素晴らしいことはないだろう。「アシ!アシ!」

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